2013年10月06日

寿町フリーコンサートは、どんなところで行われているのか?

「奇跡の詩」の舞台になった寿町フリーコンサートがどんなところで行われているのかを説明しましょう。
これがコンサート会場を上から撮った画像です。

寿町フリーコンサート、会場俯瞰

これは特別に撮らせてもらった画像で、コンサートを観に外から来た人は、上には登れないことになっています。

まわりの建物は市営住宅です。住宅のほかに、職業安定所、図書館、銭湯などもあります。
この中庭のようなところで、寿町フリーコンサートは毎年行われています。
この記事へのコメント
中庭、ではなく、本来は「職安前広場」ですね。
今でも呼称としてはそうだし、フリーコンサートでもそう表記されていますね。
実際、画面左側に職安の窓口があって、往時は職を得ようとする日雇い労働者たちが列をなしていた、そのための空間です。
現在はほとんど求人がないため、ま、中庭のようになってしまっているのも事実ですが。
ちなみに、写真でステージの上、テラス上の所に荷物が散在していますが、野宿者のものではないかと思われます。ここも、元はここにあって今は閉鎖された、職安窓口に並ぶ人達のスペースでした。
Posted by 石井淳一 at 2013年10月07日 23:49
石井さん、詳しい解説、ありがとうございます。
なるほど〜。職安の受付の順番を待つ人が集まれるスペースだったわけですね。
ステージの上の部分は、現在では半分ぐらい無くなって形が変わっていますね。
「奇跡の詩」に写っている会場が、月日を経ていくごとに変わっていくのがわかるのも、マニアックな醍醐味だったりします。
Posted by あつこば at 2013年10月09日 02:41
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